ポイ活投資シリーズの記事、第4回目になります。
今回はポイントで買った株でFXをするという前段編、株の移管方法を解説します。
手数料のことをしっかりと考えて購入コストを抑えることも大事なポイントです!
最近記事はこちらです。
一生投資するなら手数料も一生分カメ〜〜
前回までのおさらいですが、1回目と2回目はTDLポイントを貯めるポイ活フェーズ
次のステップが株を購入する株フェーズでした。
株は米国株に連動するETFを積立で増やし、
個別銘柄は配当金及び楽天銀行から1銘柄につき10円をもらい集めます。
端株は元々はポイントでしたが、売却して現金化することもできます。
(ポイ活投資イメージ)
ちなみに僕はポイントで生活必需品を先に購入し余ったら投資に充てることにしてます。
投資の世界では現金が最強なのは言うまでもありません。
むしろ現金を温存するために普段の生活はなるべくポイントで済ますことにしています。
今回以降の回で株をさらにお得に利用する方法を紹介していきます。
現金の代わりに株を使ってFXをする方法、代用有価証券制度です。
漢字が多くて難しそうカメ!
代用有価証券制度とは
当たり前かもしれませんが、FXを行うためには現金が必要です。
ところがこの制度はFXの資金の代わりに株を利用する制度です。
(代用有価証券制度)
なぜこんなことが可能かというと株も現金と同じ金融商品だからです。
ですが、株の評価額はリアルタイムに常に変化するものなので、次のようなルールがあります。
例:前日終値が1000円の株→当日は700円分の資金として代用可能
仮に5万円分の評価額の株の場合、3万5000円としてFXの資金に代用できます。
この仕組みを利用することで普段はポイントで端株を買ったり、現金でETFを積立して運用し
一方でその株を代用しつつFXを行うことで利益を出すという夢のような運用が可能となります。
代用有価証券制度の使える会社
代用有価証券制度が使える証券会社は
の3つですが、今のところカブコム証券がオススメです。
マネーパートナーは代用FXをする場合は1万通貨からなので、ポジションを多く建てる場合資金が高額になります。
SBI証券は代用株では含み損分を埋めることができません。
あくまでも証拠金の代用のみとなっており、月末時点で含み損が発生している場合は現金の充足が必要になってしまいます。
その点、カブコム証券では証拠金 + 含み損を含んだ金額の代用に株を充てることができるのでまさにパーフェクトな代用スペックを備えています。
さらに、国内一般型に限りますが、投資信託も代用可能な点は嬉しいですね!
よって、代用有価証券制度を使う場合はカブコム証券一択になります。
オススメの代用系証券口座はカブコム 証券カメ!
株購入の手数料について
ポイントで株を購入する場合は以前に紹介した3社です。
また現金で購入する場合もカブコム証券だと手数料が結構かかってしまうので、フリーETF以外はほぼネオモバなどで購入するようにしています。
逆にフリーETFなら手数料がかからないので積極的にカブコム証券で購入しましょう!
(カブコム証券株購入手数料)
プチ株(単元未満株)でも最低手数料は48円かかります。
(SBIネオモバイル証券株購入手数料)
購入する株の量が増えると手数料も半端無いカメ〜〜
ですが、このままだと代用有価証券制度が使えないため株をカブコム証券に移す必要があります。(移管出庫)
ネオモバからの出庫、カブコムへの入庫は共に手数料無料なのである程度株が貯まってきたら移管出庫しましょう!
同じ時間帯で株を売ってすぐに買い直す方法もありますが、
端株の場合は取引時間の制約があったりするので、思わぬ損をしてしまうことがあり注意が必要です。
※ライン証券、フロッギー証券は出庫手数料が1000円かかるので、この後で説明する買い直しをした方が無難です。
株移管の作業について
移管作業は郵送手続きしかできません。
ここではネオモバの場合を例に説明します。
※ライン証券、フロッギー証券は出庫手数料が1000円かかるので、この後で説明する買い直しをした方が無難です。
移管出庫に関する書類はこちらです。間違うと返送が必要になるので注意して記載しましょう。
移管先のカブコム の情報は以下を記載します。
買い直すより面倒ではありますが、完全にノーリスクなのでこちらの方法をオススメします。
株の買い直しについて
一方簡単に株を移すやり方ですが、他社で買った株を売却して同時にカブコム証券で買い直せば株の移管をしたのと同じことになります。
※ライン証券、フロッギーは出庫手数料が1000円かかるのでこちらをオススメします。
株をポイントで購入していた場合は、ポイントを現金化できるというメリットもありますね。
ただし、この方法には次のデメリットを考慮しながら買い直しを行う必要があります。
売買手数料が発生する
端株(単元未満株)の場合、手数料や約定時間の制約があります。
※単元株(100株以上なら)
まずライン証券、日興フロッギー証券の売却手数料は以下のとおり、例えば10,000円の株ならLINE証券で5円、フロッギー証券で50円かかります。
(LINE証券売却手数料)
(日興フロッギー証券売却手数料)
一方、カブコム証券で購入する際は上記で紹介した手数料がかかります。
時間差による値動きが発生する可能性がある
ライン証券、フロッギー証券はリアルタイムに売却が出来ますが、カブコム証券は単元未満株の約定時間は次のように固定されています。
(カブコム証券プチ株約定時間)
買い直しをする場合は約定時間ギリギリに売買し値動きを最小限に抑える必要があります。
例えばライン証券で株を売り、カブコムで買い直す場合は次のように作業します。
以上のように作業すると値動きがほぼ無く、売買手数料の負担のみで買い換えが完了します。
株を買ったラインポイントは株の売却によって現金になるので買い物に使っても良いですね!
含み損が出ている株の損失を確定される
ある意味一番気になる点ですが、買い替え時に含み損が出ている株に関しては含み損が確定してしまいます。
ということなので、確定利益が出た他の株と損益通算するなどして節税に使いたいところですね!
僕自身は含み益が出ている株に対して買い替えを行った方がいいとは思いますが、個々の状況によってケースバイケースなので一概には言えないかと思います。
つまり株を買い替えする際は上記のような仕組みを抑えた上で行うべきです。
めんどくさい手続きをしたくないなら多少のことは目をつぶって買い替えカメ!
如何でしたでしょうか?ポイントや手数料無料を駆使して端株を買い集め、カブコム証券に移管することで
株を利用した代用FXの準備を整えることができます。
次回より実際に代用有価証券制度を利用したFXの手技をいよいよ公開したいと思います。