【危険】恐怖指数VIXで損切り!〜米国VIの価格調整額を徹底解説〜

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こんにちは、今回はVIX投資で-22万円の損失となった事例について解説します。

 

かめ
かめ

防御力抜群のカメ投資もついに陥落カメ〜

 

この記事ではVIXそのものの詳細は省きますが、VIXとはアメリカの株価指数S&P500に逆相関する指数で相場が悪化したときに上昇する指数なので別名恐怖指数と呼ばれています。

GMOクリック証券では米国VIというVIX先物を指標とするCFD取引(レバレッジ取引)を扱っており、僕は相場悪化時に上昇する性質を利用して取引していました。

そしてご存知のとおり最近のコロナショックで歴史的な急上昇し、リーマンショック級の数値を叩き出しました。

米国VIは普段は10〜14前後で推移しており、相場急変時に上昇したところで売りでエントリー、下がったところで買えば利益が出ます。

しかしGMOクリック証券では米国VIが20ぐらいになった時から取引規制中になってしまい現在は売りが全くできない状態となってます。

もし今の水準からエントリーできれば大きな利益が出るかもしれませんが、

結果的には賛否両論があるもののこの規制があったおかげで僕自身、取り返しの付かない損失を免れたと考えてます。

なぜかというと、暴落局面において米国VIの売りポジションは長期にわたり毎月高額の価格調整額を支払うことが想定されたからです。

よって、僕はこのシステムを検討した結果つい先日損切りを実行、-22万円ほどの損失になりました。

 

CFD取引の価格調整額

米国VIは毎月有効期限が決まっている先物商品のCFD取引(レバレッジ取引)です。

 

VIXの取引といってもVIXそのものを直接買ったり売ったりするのとは少し違います。

 

毎月期日日今のレートが次月の先物価格に強制的に変更されるロールオーバーので、前月のレートとの差が発生します。

VIXはマイナスの数値になったり1億になったりはしませんよね。

先物の性質上、毎月期日日に買い換えを行うことで価格は一定の範囲内に保たれるからです。

また、暴落相場の場合、未来の状況が今より落ち着く見通しになるので次月の先物価格は低くなり、安定相場の場合は逆になります。

そしてその法則どおり今回の場合では、期日を迎えると予想通り低いレートに調整されました。(2020年3月12日)

期近レート(3/12 5:15まで) 46.39
期先レート(3/12 7:00以降) 38.84

(※時間は米国夏時間、詳細はGMOクリック証券参照)

先月でいうとこの差分だけ、価格調整が発動することになり売りポジションには調整分のマイナスが発生します。

なぜかというと実際には動いていないレートを先物価格に合わせる訳ですから、

売りポジションがプラスにならないような調整が必要になるからです。

 

よって、今回の調整では調整した差額×持ってた枚数分が確定損失として差し引かれてしまいます。

僕の場合は4つのポジションを持っていたので損失額は次のようになりました。

 

期先レート – 期近レート × コンバージョンレート × 保有枚数

= (46.39-38.84) × 104.63×4 = 8,150 × 4 = -31,665円

 

これは含み損ではなく確定損失になるので、その分資金がなくなります。

よって、設定していたロスカットレートもそれに合わせて下がります。

もしロスカットレートを先月と同じ水準にしたいなら追加入金が必要になります。

価格調整額と先物価格

 

価格調整額のデメリットはもう一つ存在します。それは暴落時は調整額が長期間に渡ってマイナスとして発生する可能性が高いということです。

なぜかというと先物価格は暴騰の次の月は低く設定されますが、現実世界ではすぐに下がるとは限らないからです。

参考までにVIX central.comのチャートを載せておきますが、

VIX Term Structure
Follow the VIX term structure graphically in real time. See the extent of the contango or backwardation. Retrieve and display historical VIX term structure...

期先のVIXは先に行くにつれて落ち着いて行きますね。

レートが期先レートよりも下がれば売りポジションにとって調整額はプラスになりますが、現実には期日までに期先レートまで下がらない状況が続きます。

このように上昇したVIXは期日になる度、低いレートに一旦調整されるので、毎回確定損失が発生することになります。

この仕組みから米国VIには事実上の天井が無く、毎月価格調整のたび確定損失が発生するとも解釈できます。

今回のコロナショックがいつまで続くのかはわかりませんが、過去のリーマンショックのチャートを見てもすぐに下がると楽観できないと思います。

今後のVIX投資について

 

今回GMOクリック証券では米国VIが20以上になった頃に売りのエントリーが規制されてしまいました。

もし今の水準からエントリーできれば落ち着いたころには大きな利益に繋がると考えると、機会損失でもありますよね。

ですが、逆に僕自身この規制によって大きな損失を免れることができたと考えています。

その理由は僕自身が次の2点をよく理解していなかったことです。

米国VIがここまで上昇すると思っていなかった
価格調整システムをよく理解していなかった

そしてもしこの規制がなければ下のレートで多くのポジションを抱えてしまい、資金不足によるロスカット、若しくは長期に渡り調整額による確定損失が発生していたと思います。

一方で平常時の場合、VIXは大きく上昇することが無いので得られるリターンはこの性質上僅かです。

これらの考えを総合した結果、僕は今後この投資からは撤退することにしました。

 

かめ
かめ

危害分析が甘かったカメね!

 

今回は僕自身の備忘録としてまとめてみまたが、今現在VIXを売りで保有されている方、これからVIX投資を始める方へ少しでも役に立てればと思い記事にしてみました。

そしてVIX投資では損失が発生してしまいましたが、主力の投資である手動トラリピについては好調に稼働しています。

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またワンコイン投資は含み損が拡大してますが、積立停止にして相場回復まで徹底的に待ちの姿勢で様子見しています。

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このような状況でも先月同様ポイ活は継続しており、今回の損失を最小限に抑える対策を行なっています。

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2月の投資およびポイ活の実績を公開、今月の結果はトータルで10万円を超えました。また、ポイ活が投資の実績を圧倒的に上回っておりポイ活が投資のリスクヘッジとして機能しました。最北投資ブログでは元本0円で始める資産運用としてポイ活を合わせた投資術を解説してます。

投資にリスクは付き物、大切なのはリスク(対象、時間)を分散させることです。

早いもので嵐のような3月ももう少しで終わり、月末に今月の結果をまとめますが、今回の損失がどのくらいリカバリーできているのかを楽しみにしています。

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