こんにちは、りゆうです。
前回に引き続き今回はGoogleのアプリ、グーグルスプレッドシートを使った手動トラリピの管理方法を紹介します。
前回の記事では手動トラリピの費用を次のように見積もりしました。
この合計費用がトータルで用意するべき余裕資金になります。
詳しくはこの記事で紹介してます。
また、手動トラリピのメリットはこの記事で紹介しています!
ですが、手計算だとやはり手間がかかってしまいますし、手動トラリピの手間を少しでも省くために
表計算ソフトを使って管理したほうが短縮できます。
そこで僕はGoogle スプレッドシートを使って管理をしています。
【Googleアプリ】グーグルスプレッドシートとは!?
言わずと知れたGoogleが公開している表計算ソフトです。
表計算ソフトならMicrosoftのExcelが有名ですが、グーグルスプレッドシートは無料で使用できるし
何といってもスマホアプリが存在することが最大のメリットです。
FXの場合、スマホアプリを使って注文をすることがとても多いと思いますが、
予めスプレッドシートで管理することで注文内容を素早く確認できます。
いつでもどこでも正確に注文を行えるばかりか現在のポジション状況も管理することが可能です。
なお、Googleスプレッドシートはこちらからダウンロードできます。
Google スプレッドシート
無料posted withアプリーチ
スプレッドシートでトラリピ管理
では具体的にどうするかというと、スプレッドシートでは以下を管理します。
・現在入金金額
・想定レンジ
・想定ロスカットレート
・注文値幅
・1本の注文に係る情報(注文レート、決済レート、必要証拠金、含み損益、最大含み損)
・最大必要金額
・証拠金維持率
予めこれらの情報をスプレッドシートにまとめておくことで注文する際は素早く正確に注文ができ、ポジションも確認しやすくなります。
例えば次のようなトラリピを注文する場合を例にしてみます。
入金額 | 10万円 |
レンジ | 98円/ドル~100円/ドル |
ロスカットレート | 65ドル/円 |
注文値幅 | 1ドル毎 |
注文内容
98円/ドルで1000通貨買い、99円/ドルで1000通貨売る |
99円/ドルで1000通貨買い、100円/ドルで1000通貨売る |
100円/ドルで1000通貨買い、101円/ドルで1000通貨売る |
Google スプレッドシートに必要証拠金、ロスカットレートまでの最大含み損、用意するべき余裕資金を各レート毎に計算していきます。
必要証拠金の計算方法
ロスカットレートまでの最大含み損の計算方法
用意する余裕資金の計算
こんな感じで10万円だと余裕資金に満たないことが分かりますね!
ロスカットレートを65円/ドルにした場合は12万円ぐらいあれば余裕、10万円で運用するならロスカットレートをもう少し上げて調節してみても良いですね。
69.6にロスカットレートを上げてみると、10万円でも運用できますね。
ただしロスカットレートを上げると当然ロスカットされやすくなるのでロスカットレートをどう設定するかはその人の判断によって異なります!
決済レートの入力
用意する入金額、注文レート、注文量、決済レートが決まりました。
これで注文する際にも、注文レート、決済レートが即座に確認できますし、
注文が増えても、資金がどのくらい必要か把握ができます。
予約注文、ポジション状況の管理
実際にポジションを持ったら、そのセルに印を付けるなどして自分のポジションの状況を整理しておくとわかりやすいです!
レートを関数で取得して証拠金維持率や含み損益なども自動計算するとさらに本格的になりますが、資金の見積もりと注文レートの把握をするだけならここまででOKです。
次回はスマホアプリを利用して実際の発注方法を紹介してみたいと思います!
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