【Googleアプリ】グーグルスプレッドシートで手動トラリピを管理する

手動トラリピをグーグルスプレッドシートで管理する記事 FX
この記事は約4分で読めます。

こんにちは、りゆうです。
前回に引き続き今回はGoogleのアプリ、グーグルスプレッドシートを使った手動トラリピの管理方法を紹介します。

前回の記事では手動トラリピの費用を次のように見積もりしました。

1本の注文費用 = 必要証拠金 + 最大含み損
= (注文レート × 通貨量 × 1/25) + (注文レート – ロスカットレート) × 通貨量

この合計費用がトータルで用意するべき余裕資金になります。

詳しくはこの記事で紹介してます。

 

【重要】手動トラリピの経費を見積もりしよう〜トラリピ資金管理術〜
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また、手動トラリピのメリットはこの記事で紹介しています!

 

【徹底解説】手動トラリピのメリットとは!?〜マネースクエアのトラリピとの違い〜
FX自動売買で有名な手法、マネースクエア社のトラリピを手動で行うメリットについて解説!メリットだけではなく、デメリットを効果的に解消する方法も紹介しています。

 

ですが、手計算だとやはり手間がかかってしまいますし、手動トラリピの手間を少しでも省くために
表計算ソフトを使って管理したほうが短縮できます。
そこで僕はGoogle スプレッドシートを使って管理をしています。

【Googleアプリ】グーグルスプレッドシートとは!?

言わずと知れたGoogleが公開している表計算ソフトです。
表計算ソフトならMicrosoftのExcelが有名ですが、グーグルスプレッドシートは無料で使用できるし
何といってもスマホアプリが存在することが最大のメリットです。

FXの場合、スマホアプリを使って注文をすることがとても多いと思いますが、
予めスプレッドシートで管理することで注文内容を素早く確認できます。
いつでもどこでも正確に注文を行えるばかりか現在のポジション状況も管理することが可能です。

なお、Googleスプレッドシートはこちらからダウンロードできます。

Google スプレッドシート

Google スプレッドシート

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スプレッドシートでトラリピ管理

では具体的にどうするかというと、スプレッドシートでは以下を管理します。

・現在入金金額
・想定レンジ
・想定ロスカットレート
・注文値幅
・1本の注文に係る情報(注文レート、決済レート、必要証拠金、含み損益、最大含み損)
・最大必要金額
・証拠金維持率

予めこれらの情報をスプレッドシートにまとめておくことで注文する際は素早く正確に注文ができ、ポジションも確認しやすくなります。

例えば次のようなトラリピを注文する場合を例にしてみます。

入金額 10万円
レンジ 98円/ドル~100円/ドル
ロスカットレート 65ドル/円
注文値幅 1ドル毎

注文内容

98円/ドルで1000通貨買い、99円/ドルで1000通貨売る
99円/ドルで1000通貨買い、100円/ドルで1000通貨売る
100円/ドルで1000通貨買い、101円/ドルで1000通貨売る

Google スプレッドシートに必要証拠金、ロスカットレートまでの最大含み損、用意するべき余裕資金を各レート毎に計算していきます。

必要証拠金の計算方法

グーグルスプレッドシートで必要証拠金の計算

ロスカットレートまでの最大含み損の計算方法

グーグルスプレッドシートで最大含み損の計算

用意する余裕資金の計算

グーグルスプレッドシートで余裕資金の計算

こんな感じで10万円だと余裕資金に満たないことが分かりますね!
ロスカットレートを65円/ドルにした場合は12万円ぐらいあれば余裕、10万円で運用するならロスカットレートをもう少し上げて調節してみても良いですね。

グーグルスプレッドシートでロスカットレートの変更

69.6にロスカットレートを上げてみると、10万円でも運用できますね。

ただしロスカットレートを上げると当然ロスカットされやすくなるのでロスカットレートをどう設定するかはその人の判断によって異なります!

決済レートの入力

グーグルスプレッドシートで決済レートの入力

用意する入金額、注文レート、注文量、決済レートが決まりました。

これで注文する際にも、注文レート、決済レートが即座に確認できますし、

注文が増えても、資金がどのくらい必要か把握ができます。

予約注文、ポジション状況の管理

グーグルスプレッドシートで予約注文とポジションの管理

実際にポジションを持ったら、そのセルに印を付けるなどして自分のポジションの状況を整理しておくとわかりやすいです!

レートを関数で取得して証拠金維持率や含み損益なども自動計算するとさらに本格的になりますが、資金の見積もりと注文レートの把握をするだけならここまででOKです。
次回はスマホアプリを利用して実際の発注方法を紹介してみたいと思います!

 

【無料公開】手動トラリピ管理ツールの導入と使い方〜Google スプレッドシートでFXのポジション管理〜
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【徹底解説】手動トラリピ管理ツールの使い方-グーグルスプレッドシートでトラリピを極限まで使い倒す!-
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