こんにちは、りゆうです。
カナダ円がレンジ上抜けしたタイミングで人民元(CNHJPY)の運用を始めることにしました。
先に設定を読みたい方はこちらからどうぞ!
人民元(CNHJPY)というと中国の通貨、ドル円やユーロに親しんでいる我々にとってはとっつきづらいイメージがありますよね。
今まであまり見慣れない通貨ペアでしたが、めがねこさん(@meganekofx)のブログで人民元(CNHJPY)の実績が細かくまとめられており強力な通貨ペアであることがわかってきました。
今まではカナダドル円の比重が多かったためクロス円の買いをこれ以上増やせなかったのですが、このタイミングで新たに手動トラリピの通貨ペアに加えて見ることにしました。
僕が使っているトレイダーズ証券の「みんなのFX」ではスワップNO1チャレンジキャンペーンを開催中です。
人民元(CNHJPY)のスワップもキャッシュバックされるみたいでお得ですね!
ちょっとマニアックな通貨ペアの運用を開始するよ!
人民元(CNHJPY)について
いわゆる中国の通貨ですが、人民元には2種類があって中国本土で取引されるオンショア人民元、本土外で取引されるオフショア人民元(CNHJPY)があります。
今まで人民元は本土内でしか取引ができないためFX取引ができない状態でしたが、近年中国経済の成長と通貨国際化を目指す方針によって本土外でも取引ができるオフショア人民元(CNHJPY)の取引が認められるようになりました。
FXで取引ができる通貨ペアはいわゆるオフショア人民元(CNHJPY)になります。
外為どっとコムより引用
人民元(CNHJPY)のメリット
人民元(CNHJPY)のトラリピに適している点は以下の部分です。
順番に説明するね!
人民元(CNHJPY)の推移
人民元(CNHJPY)の過去10年間のチャートを振り返って見ると、とても面白い動きをしています。
2015年までは異常なほどレートが上がっておりチャイナショック以降14.0~18.0の間でレンジを形成しています。
チャイナショックは中国のバブル崩壊が引き金となったショックでしたが、2015年8月11日に中国人民銀行が突如対米ドルで基準値を大幅に引き下げたことで端を発しました。
通称「中国人民元ショック」ですが、これ以降世界同時株安が起こり世界中に被害が生じました。
このようなショックが再び起こるのではないかと不安になりますが、中国のバブル期は既に終わっており今後は緩やかな成長をしていくのではないかと思ってます。
そのためむしろ2016年以降のチャートが参考になると考えてます。
※オフショア人民元は2010年以降に誕生したのでオンショア人民元のチャートで確認してます。
2016年以降に大きく下げた箇所は実は最近で2019年8月の米中貿易戦争のときと2020年3月のコロナショックのときですね。
米中貿易戦争の際は中国が人民元を切り下げ(元安誘導)を行い、それに問題視したトランプ大統領が「為替操作国」に認定し関税を発動させました。
引き続き米国は人民元安に圧力をかけていくはずなので中国の一方的な元安誘導は難しく、むしろ元高に推移していくのではないかと思います。
また、コロナショックの方ですが確かに人民元も大きく下げてはいるもののたった数ヶ月で回復し現在ではほぼ最高値に迫る勢いです。
米中貿易戦争の際も数ヶ月で回復しておりショックに対し安定した通貨であると言えます。
人民元(CNHJPY)のスワップ
人民元(CNHJPY)は他の通貨と比較してスワップが高いです。現在コロナショックの金融緩和の影響で他の高金利通貨も軒並み金利を下げておりスワップ投資の旨味がほとんどありません。
ところが、人民元(CNHJPY)に至っては「みんなのFX」をはじめとして殆どのFX会社で高いスワップポイントを得ることができます。
ちょうどこの記事を書いている時点で1lotあたり60円のスワップが貰えます。
人民元(CNHJPY)の証拠金
人民元(CNHJPY)はレートが低いため証拠金が圧倒的に安いです。
そのためロットを多くしてスワップをたくさんもらうという戦略も有効です。
例えば、毎月決めたロットを購入して積立投資しても良いのではないかと考えてます。
昔、メキシコペソで流行った手法も使えるのでは無いかと考えてます!
人民元(CNHJPY)の見通し
中国は2010年にGDPでは日本を抜き第2位、2016年には国際通貨基金(IMF)によって国際通貨にも認定されました。
2021年の予想経済成長率は8%を超えます。
現在版シルクロード経済圏の「一対一路政策」で人民元が国際決済通貨に使われる可能性もあり今後の成長が明るいです。
ということで、僕は株式の方でも中国のETF(1322 上場インデックスファンド中国A株(パンダ)E Fund CSI300)を積立をすることにしました。
もちろん(1322)上場パンダは代用有価証券として使いFXの資金に代用します。
買っちゃった😍
米🌾パンダ🐼印🍛
2562 ダウ 1ケ
1678 インド2ケ
1322 中国1ケ国際色豊か過ぎ💹#ネオモバ#端株#単元未満株#代用有価証券 pic.twitter.com/shAdikaf4O
— りゆう@最北投資&ポイ活ブログ運営中 (@kame_iland) March 26, 2021
人民元(CNHJPY)トラリピの設定
今回は初めての運用かつ事例があまり無いということもあってまずは少額で稼働させることにしました。そのためバックテストはしていません。
必要資金は30万円程度(27万8,720円)です。
まずは少額で雰囲気を確かめてからバックテストをしてお気に入りの設定を探していくことにします。
特徴としては16~17円の高値では値幅、通貨量共に控えめに設定しそれ以下のレンジではトラップを厚めに仕掛けています。
<上方設定>
レンジ | 16〜17円 |
ロスカットレート | 13円 |
値幅 | 0.2円 |
決済幅 | 0.2円(決済益:600円) |
通貨量 | 3,000通貨 |
<下方設定>
レンジ | 14〜16円 |
ロスカットレート | 13円 |
値幅 | 0.1円 |
決済幅 | 0.2円(決済益:800円) |
通貨量 | 4,000通貨 |
人民元(CNHJPY)トラリピのまとめ
手動トラリピで運用する方はこの設定表で注文をしていけば僕と同じ運用ができます。
今までは高金利通貨というとメキシコペソ 、トルコリラ、アフリカランドが主流でしたが、金融緩和の影響でスワップの魅力が薄れてしまいました。
人民元は高金利通貨でありながら経済力は世界随一の国です。
今後の成長も楽しみですが、下落にも強いという側面が見られ最強通貨ペアになる可能性もあるのでは無いかと考えてます。
そこで今回からファーストステップで運用を行い徐々に設定を強化していく予定です。
まずはお試しに運用して見るカメ〜
現在みんなのFXではスワップNO1キャンペーンを開催中です。
この機会に「みんなのFX」で口座開設をしても面白いですね!
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