こんにちは、りゆうです。手動トラリピの記事もいよいよ4記事目になりました。
今回は手動トラリピにおいてどの通貨ペアで運用するのが良いかを説明します。
まず結論から言うとトラリピで最も人気のある通貨はカナダドルです。
世の中で最も有名な通貨と言えばドル円ですが、
トラリピでは有名な人を含めほとんどの方がドル円以外をメインに運用しています。
僕もカナダドルをメインにして手動トラリピをしていますが、パフォーマンスが良いです。
良く不思議に思われますが、今回はなぜあえてカナダドルがオススメなのかを解説します。
そしてこの考え方は今後トラリピの流行が変わって基本は同じです!
※今回の記事はかなり初心者向けになるので慣れてる人は当然知っている内容になります。
トラリピ向きの通貨の基準とは!?
トラリピ向きの通貨を選ぶ基準は次のとおりです。
(※公式マネースクエアの解説、トラリピの教科書が非常にわかりやすいので必見です。)
1 レンジ相場であること
これはトラリピをする上では大前提になります。
下落や上昇が続く通貨だとレンジを抜けてしまうので全く注文が成立しません。
この点においてカナダドルは非常にきれいなレンジを形成しているので、トラリピ向きの相場だと言えます。
2 高低差が小さいこと
高低差とは高値と安値の差になります。
これが大きすぎると単純にトラリピでカバーする範囲が大きくなるので資金が多く必要になります。
注文数を抑えて幅を広げれば資金を抑えることも可能ですが、今度は注文幅がスカスカになって注文が成立しなくなります。
逆にカバーする範囲を狭くすると資金を抑えることができますが、これもレンジから外れやすいというケースに陥ります。
例えば、ドル円やユーロ円はとても高低差が大きいので資金がたくさん必要になり、効率が落ちてしまいます。
ドル円は10年間で75円 〜 126円ぐらい推移してます!
ユーロ円は10年間で95円 〜 150円ぐらい推移してます!
3 値動きが多いこと
トラリピでは指定した範囲に注文を仕掛け、何度も決済を繰り返すことで利益を積み重ねる手法のため上げ下げを繰り返す通貨が理想的です。
公式ではこの延べ値動きのことを、総推移と呼んでいます。
また、英ポンド/円は総推移がすさまじく高いことで有名です。
ですが、トラリピ向きかと言われるとそうでもなく先ほどの高低差が関係してきます。
先ほどの表のように英ポンド/円は高低差も高いので、必要な資金量が極めて多くなります。
少ない資金で運用するとロスカットの可能性も高く、それ故に殺人通貨と呼ばれています!
このことから、高低差を加味した総推移を検討する必要があり、
これは1円あたりの総推移を計算することで計算できます。
このことから、公式サイトの(2)各通貨ペア総推移ランキングでは次のように整理されてます。
データを見ると米ドル/円、カナダドル/円が効率良いということがわかりますが、米ドル/円は長期チャートで確認すると高低差が結構大きいので、カナダドル/円が候補になります。
4 レートが低いこと
レートが低いと単純に証拠金が少なくてすみます。
例えば、ドル円を約100円、カナダドル円は約80円ぐらいなので証拠金を比較すると次のようにカナダドルの方が効率が良いことがわかります。
証拠金が少なくてすめば、それだけ注文数も増やせるのでレートは低い方が良く、カナダドルは歴史的に見ても安値圏にあると言えます。
5 スワップ条件が良いこと
スワップ条件が良いことはオマケ的な要素ですが、高いに超したことはありません。
相場が膠着状態でも利益が少しずつでも増えた方が精神的に楽です。
またマイナススワップのポジションだけは絶対に避けた方が良いです。
世界中で低金利政策が拡大している中、カナダドルは1.75%と高金利を維持しており貴重なポイントです。ですが、カナダドルも近い将来利下げはするだろうと思ってはいます。
6 スプレッドが狭いこと
スプレッドは狭い方がより有利に約定します。
手動トラリピでは通常のFX会社を用いることで本家トラリピのデメリットを解消しています。
詳しくは以前の記事でまとめています!
トラリピの基本的な戦略に基づいてもカナダドルは最も理にかなった通貨であると言えますね!
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いよいよ次回は実際の設定を公開します。