こんにちは、今回は先日から話題になっている株式の移管ポイ活について解説します。
この方法はツイッターで昔から親交があるまさらさん(@masara_FX)の記事を拝見したことがキッカケです。
これ毎月やります‼️
株移管で毎月500P🤭🔥https://t.co/oHWJMJmoe0✅ 楽天証券▶︎SBI証券に移管
⚠️ 手数料無料コースで買付✅ 100P/回(上限500P)
⚠️ 同じ銘柄でも日が異なればOK
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👉 サポートに確認済みhttps://t.co/WXJn7UnsH0 https://t.co/7kOdA9XvNq pic.twitter.com/JjHmMiGIO4— りゆう@最北投資&ポイ活&カメ (@kame_iland) February 2, 2023
ポイ活はポイントサイト等の案件をクリアする一撃型のものと毎月定額の収入が見込めるインカム型のものに分かれます。
インカム型のポイ活として代表的な手法がクレカ積立即売りや銀行ポイ活ですね。
そしてこのような定額収入型のポイ活は手法が少ないため新たな手法は大変貴重です。
この方法はSBI証券のポイントサービスを上手く活用したもので初めて読んだ時は大変感激しました。
そこで今回はこの手法について自分なりの視点で解説していきたいと思います。
先に手順を読みたい方はここから一気に読めます。
![かめ](https://kameiland.com/wp-content/uploads/2019/11/kamecutout.png)
移管って馴染みが無いカメ~
![りゆう](https://kameiland.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4969-cutout.png)
移管は便利なサービスで僕も昔からほぼ毎月利用してましたよ。
銀行ポイ活ならスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブがオススメです。口座開設はGポイントに登録後に口座開設します。
❶ まずはGポイントクラブに登録しましょう。
❷ スルガ銀行Gポイントクラブの口座開設をします。 口座開設で500P貰えます
<CONNECT証券>
スルガ銀行振替で自動入金サービスができるCONNECT証券も開設すると合計約6,000円程度獲得することができます。
❷ 紹介コード【TTWFBXAB】入力 ▷ 500円
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❹ dアカウント or Ponta ID連携 ▷ 1,000P
❶ ポイントサイト経由で約2,000円
以下はポイントインカムの例ですが、大体2,000円程度獲得できる広告が多いです。
❷ 【紹介コード】の入力で500円が貰えます!
TTWFBXAB
❸ 口座開設すると2,500円分の株or投信の購入代金が貰える
❹ dアカウント又はPonta ID連携でdポイント又はポンタポイント1,000P
移管ポイ活の流れ
それではまず全体の流れから紹介していきます。
SBI証券には株式を入庫するたび100P貰えるという株式移管ポイントサービスがあります。
大変魅力的なこのサービスですが、条件は以下のようなルールになってます。
✔ 他社から国内株式の入庫で1回100P(毎月最大500P)貰える
✔︎ 同一日に複数銘柄を入庫した場合も1回とカウントする
✔︎ 単元未満株もOK
✔︎ 特定口座でも一般口座でもポイント付与対象
✔︎ どの証券会社からの入庫でも対象(同系列のネオモバイル証券も対象)
通常出庫は書類のみの手続きになるため日数がかかります。(約10営業日程度)
ですが、楽天証券ではネットで出庫手続きができるため2,3日で移管が完了します。
よって楽天証券で株式を買付しSBI証券への出庫を毎月5回行うことで500P満額を獲得することができます。
ただし樂天証券の中でもネットで手続きできない銘柄が一部あるので注意が必要です。
✔ 約定後即日は移管不可能、受渡し後に出庫可能となる。
※ 約定日を含む3営業日後から移管できます。
✔︎ 特定口座の場合は銘柄単位、小分け移管は不可能
A銘柄:1単元 = 100株とした場合
R証券のA銘柄:300株 → S証券にA銘柄:300株 ◎
R証券のA銘柄:300株 → S証券にA銘柄:200株 ×
✔︎ 一般口座の場合は小分け移管可能だが、単元単位
R証券のA銘柄:300株 → S証券にA銘柄:200株 ◎
R証券のA銘柄:300株 → S証券にA銘柄:1株 ×
✔︎ 貸株状態だと移管できない
✔︎ 出庫手続き中の銘柄を新規に買付すると出庫完了しない(戻ってくる)
✔︎ 外国株式扱いの銘柄はネットで移管手続きができない(書面手続きは可能)
最後の外国株式扱いの銘柄がネットで出庫ができないというルールですが、こちらに詳細が記載されてます。
対象銘柄一覧はこちらから確認可能です。
手数料について
貰えるポイントが100Pなので手数料も重要です。
楽天証券の場合、いちにち定額コースにすれば約定代金が100万円までなら手数料が無料です。
詳細はこちらから確認できます。
ただしクロス取引をする方は約定代金が100万円を超えることもあると思うのでプランに寄らず買付手数用が無料のETFがオススメです。
手数料無料ETFの一覧はこちらです。
また営業日ごとに手数料コースも変更できます。15:30までの変更で翌営業日に変更後の手数料で取引できます。
コース変更の詳細はこちらから確認できます。
SBI証券の場合ですが、移管後の銘柄を即売りするならこちらも手数料無料プランにしておきましょう。
詳細はこちらから確認できます。
✔ 楽天証券は手数料無料のいちにち定額コースにする
✔︎ 若しくは手数料無料のETFを購入する
✔︎ 手数料コースは営業日毎に変更可能
✔︎ 即売りするならSBI証券も手数料無料のアクティブプランにする
移管ポイ活の銘柄選定
このポイ活の仕組み自体は非常に簡単ですが、何の銘柄を選択するか?という点が非常に重要です。
これについては即売り派と積立派で銘柄は異なりますし同じ積立派でも投資戦略や入金力によって異なってくるはずです。
次に即売りや積立でおすすめする銘柄を考えてみます。
自分の場合
自分は元々毎月20~50万円程度、投信やETFを積立しているのでこのポイ活のために敢えて銘柄を買う必要がありません。
購入している銘柄は主に以下のETFです。
● 2559 世界株 1株 約14,000円
※メインで積立していているETFで月に2~5株相場に合わせて買ってます。
● 2563 S&P500 為替ヘッジあり 10株 約2,500円
※昔は1655 為替ヘッジ無しを買ってましたが、円安効果で株価が上がってしまうのが嫌で2563に乗り換えました。
● 2562 ダウ 為替ヘッジあり 10株 約30,000円
● 1343 NF J-REIT 10株 約20,000円
※REITは金融政策変更によって株価が値下がりする可能性があるので積立中止して様子見してます。
分配金目的ですしなるべく安く仕入れたいと思ってます。
夫婦でつみたてNISA、iDeCoを利用しオルカンやS&P500を毎月積立してますが、それだけだと積立額が物足りないため別途ETFも追加購入してます。
ETFは代用(代用有価証券制度を利用)してFX取引(手動トラリピ)に使ってます。
冒頭で株式の移管は以前から行っていたと述べましたが、手数料無料の楽天証券などでETFを買い代用FXの取引ができるDMM証券等に移管し代用FXをしているからです。
以上はあくまで自分の例でしたが、積立はつみたてNISA等で十分という方も多いと思います。
そこで即売り派、積立派でオススメの銘柄を考えてみます。
積立派の場合
積立するなら1株1単元で買えるETFがオススメです。
例えば最近登場したグロースXシリーズは1株1単元ですし手数料も無料です。
インカム型やテーマ型のETFなので個性的な銘柄が多く含まれていますが、以下の銘柄はポイ活抜きでも積立したいぐらい気になってます。
- ● 2236 グローバルX S&P 500配当貴族 ETF 1株 約1,000円
S&P500の構成銘柄のうち25年以上増配している有料大型株で構成されている点が安心ですし分配金が年6回もあるのでポイ活とも相性抜群です。
この銘柄と自分が今積立している以下の銘柄と組み合わせるとS&P500の値上がり益と配当金の両方の恩恵を受けることができますね。
● 2563 S&P500 為替ヘッジあり 10株 約2,500円
交互に買って出庫しても毎月1万円程度ですし積立しやすいと思います。
● 2563 S&P500 為替ヘッジあり 10株 約2,500円 × 2回出庫 → 約5,000円
即売り派の場合
即売りなら損失をなるべく抑えるため株価が異常に安く値動きの少ない銘柄を検索していきます。
当初1689 天然ガスが候補挙がったのですが、この株は外国株式扱いなので書面出庫のみということがわかりました。
そこで株価が安く値動きの少ないETFとして国内債券ETFなどが良いのでは無いか?と思います。
例えば 2561 iシェアーズコア 日本国債ETFは以下の点でオススメです。
● 1株1単元で約2,500円
● 買付手数料無料
● 国内債権なので値動きが小さい
● 為替の影響を受けない
ただ実際にどの程度値動きがあるのかを念頭に置いておかないと即売りすることで思わぬ損失になる可能性もあります。
そこでこのETFの週足データを確認してみました。
週足で検討するのは約定から入庫まで数日かかることを考慮してます。
設定来の2020/2/25からの週足データで確認したところ以下のような結果となりました。
● 最大上昇率:+1.229%
● 最大下落率:-2.186%
そこで標準偏差を確認してみると1週当たりの標準偏差は0.486%(68%)
このことから68%の確率で-0.570%~+0.400%の間で変動、95%の確率で-1.056%~+0.887%の間で変動します。
平均変動率が-0.085%なので株価2,500円に対し-2.125円ですし、
仮に大きく下がったとしても95%の確率で-1.056%、株価 2,500円に対し-26円なので即売りしてもプラスです。
また過去最大の下落率も-2.186%で株価2,500円に当てはめると約54円という結果からコロナショックぐらいの暴落があってもプラスになります。
ちなみに他の債権でも確認してみたところ概ね同じような変動率に収まりました。
ただしいくら下落率が小さくても株価そのものが大きい銘柄だと下落額は大きくなるため注意が必要です。
以上ここまで説明はしたものの自分は即売りよりも積立を推してます。
確かに1ヶ月5回株を買うとその分お金がかかってしまいますが、S&P500のような優良ETFであれば将来的な値上がりも期待できるので資産形成の両面から考えると少しでも株を積立していきたいところです。
よって全て即売りではなく5回のうち数回は積立に回す方が良いと個人的には思います。
● 2561 iシェアーズコア 日本国債ETF等の債権系ETFを即売りする 1株 約2,500円
● 積立も併用する方がオススメ → S&P500系のETFなど
移管ポイ活の手順
それでは実際にポイ活の流れを解説していきます。
樂天証券→SBI証券のパターンで説明しますが、他の証券会社でもほぼ同様です。
他の証券会社では書類で移管手続きをすることになり過去記事でも紹介してます。
- 手順1事前準備
手数料コース、貸株設定を確認します。
<手数料コースの設定>
国内株式→トップ→現在の手数料コースで設定します。
樂天証券はいちにち定額プランなら100万円約定までは手数料です。
クロス取引をしない方なら基本的にはいちにち定額プランで良いかと思いますが、営業日毎にコース変更が可能です。
また手数料無料ETFならコースに限らず手数料はいつでも無料です。
貸株サービスをしている場合は一旦解除が必要です。自動貸出と個別貸出の設定を確認しておきましょう。
<貸株自動設定>
国内株式→貸株→貸株各種設定から貸出さないに設定します。
<貸株個別設定>
国内株式→貸株一覧を開きます。
保有銘柄一覧が出るので銘柄ごとに貸出設定の変更をクリックします。
貸出設定変更画面が現れるので未貸に設定すればOKです。
- 手順2買付成行でも良いですが、指値でなるべく板が厚いところ(みんなが買いたい値段)を指定して成立しなければ引け成りで買うことが多いです。
- 手順3出庫
約定日を含み3営業日に出庫できます。出庫する際は1銘柄ずつにします。
1回の移管で貰えるポイントは100Pなので数回に分けて移管することで回数を稼ぎます。
ここからいよいよ移管の申し込みをします。
マイメニュー→移管・買取請求→日本株式の楽天証券から他社へに進みます。
保有株一覧が出てくるのでこの中から出庫する銘柄を選択して進みます。
ちなみに自分の保有銘柄はちょうど2559が約定したばかり、2563は出庫手続き中だったため移管可能数量が0と表示されておりここから先に進むことができません。
次に入庫先のSBI証券の情報を入力します。
SBI証券にログインして自分の口座情報を確認しておきます。
SBI証券ログイン→口座管理→お客さま情報設定・変更
お客さま基本情報の「支店ー口座番号」と「加入者口座コード」をメモしておきます。
楽天証券に戻りSBI証券の口座情報を入力します。
● 口座管理機関名:株式会社SBI証券を選択● お取扱店(部支店名):本店● 部支店コード:口座番号の先頭3桁の数字(○○○ – □□□□□□□)● お客さまの口座番号:口座番号の後半7桁の数字(○○○ – □□□□□□□)● 部支店の所在地:東京都選択、港区六本木を入力
● 機構加入者コード:1125660
● 加入者口座コード:1125660の後半21桁の数字
冒頭でも触れたとおりこの後、移管手続き中は同じ銘柄を新規買付しないようにします。
もしその間に株を買付すると申請中の株数と保有株数に齟齬が発生してしまい手続きが中断して戻ってきてしまいます。
この期間に取引をするなら他の銘柄を買い付けし次の移管に向けて準備をします。
- 手順4入庫
だいたい出庫日を含め約7営業日以内に手続きが完了します。
約定(1日目)→出庫(3日目)→入庫(6日目)のような流れで日数がかかります。
ひと月に5回移管するためには1銘柄を出庫する間に中に少なくとももう1銘柄を買付し時間を節約します。
この作業を月に5回繰り返せば毎月500Pになります。
株移管で毎月500P 📌2月③回目
✅2563 S&P500為替ヘッジ
👉2/7約定→2/9出庫→2/14入庫✅2559 世界株
👉2/14出庫→2/17入庫 4日で完了‼️2563 2/17出庫
2559 指値&大引不成で発注週末には何とか記事に出来そう😙
✅詳細https://t.co/oHWJMJmoe0 https://t.co/ww8qL9zdUR pic.twitter.com/UoV8xOuPcM
— りゆう@最北投資&ポイ活&カメ (@kame_iland) February 17, 2023
番外編
ここまではポイ活に限定してますが、移管をさらに応用した投資の話も解説しておきます。
僕は昔から移管を多用しており手数料無料で株を買付して代用有価証券でFXができる証券会社に株式を出庫しています。
今までは樂天、SBI、ネオモバで株を買付しauカブコム証券やDMM証券へ出庫し代用FXをしていましたが、今後は以下の流れになります。
代用FXはDMM証券がメインでユーロポンド(EURGBP)の手動トラリピを行ってます。
現在以下のようなプランで運用中ですが、株の積立が増える毎にトラップを増やし積立トラリピのような運用を行ってます。
● レンジ:0.9250〜0.8650
● 値幅:50pips
● 利確幅:50pips
● ロスカットレート:0.9600
ポイ活のみの方はあまり馴染みが無いかもしれませんが、トラリピは相場を常に観る必要が無いのでポイ活との相性も良いと思います。
まとめ
以上の解説が株式移管ポイ活でしたが、まとめると以下のような説明となります。
✔ SBI証券に株式を移管すると1回100P、毎月最大500Pまで獲得可能
✔︎ 樂天証券はネットから出庫ができるため約2~3日と短期間に移管可能
✔︎ 特定口座から株式の小分け出庫は不可能、銘柄単位に限る
✔︎ 一般口座からは単元毎に出庫が可能
✔︎ 貸株状態だと出庫できない
✔︎ 手数料に注意(無料プラン利用 or 無料ETFを買う)
✔︎ 移管中にもう1つの銘柄を買付し効率的に移管を進める
毎月積立するか即売りで対応するかはそれぞれで戦略が異なってきますが、
移管ポイ活とクレカ積立即売り、スルガ銀行ポイ活などを組み合わせると毎月約6,500P、年間だと約78,000円分になります。
さすがにここまで高額になるならポイ活と言ってもバカにできない額ですねw
![かめ](https://kameiland.com/wp-content/uploads/2019/11/kamecutout.png)
毎月数万P獲得するのももはや普通になってるカメ
![りゆう](https://kameiland.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4969-cutout.png)
投資と合わせるといい感じの不労所得ですね。
銀行ポイ活ならスルガ銀行Dバンク支店Gポイントクラブがオススメです。口座開設はGポイントに登録後に口座開設します。
❶ まずはGポイントクラブに登録しましょう。
❷ スルガ銀行Gポイントクラブの口座開設をします。 口座開設で500P貰えます
<CONNECT証券>
スルガ銀行振替で自動入金サービスができるCONNECT証券も開設すると合計約6,000円程度獲得することができます。
❷ 紹介コード【TTWFBXAB】入力 ▷ 500円
❸ 株 o r投信購入代金プレゼント ▷ 2,500円
❹ dアカウント or Ponta ID連携 ▷ 1,000P
❶ ポイントサイト経由で約2,000円
以下はポイントインカムの例ですが、大体2,000円程度獲得できる広告が多いです。
❷ 【紹介コード】の入力で500円が貰えます!
TTWFBXAB
❸ 口座開設すると2,500円分の株or投信の購入代金が貰える
❹ dアカウント又はPonta ID連携でdポイント又はポンタポイント1,000P