こんにちは、このところインフレも少しピークアウトを迎えた感じですね。
下落一辺倒だった株式相場も今後は少し落ち着いてくるのでしょうか。
とは言いつつも引き続き低迷状態はしばらく続きそうですしこんな時こそ株を安く買えるチャンスなので積立はコツコツ継続です。
さてそんな相場状況ですが、相場環境の悪化、特に欧州圏のリスクオフになると高い確率で急騰する代表通貨ペアがユーロズロチです。
今回は少々ハイリスクなこの通貨ペアをOANDA JAPAN(オアンダジャパン)を使って低リスクで取引する方法を紹介します。
OANDA JAPAN(オアンダジャパン)では全ての通貨ペアを1通貨から取引できるためポジション調整が容易にできます。
そしてユーロズロチなどのマニアックな通貨ペアも取り扱っており、このような特殊な通貨ペアであっても超ローリスクな取引が可能です。
✔ OANDA JAPANは1通貨からFX取引が可能
✔️ ユーロズロチも低リスクで運用することができる
1円からでも始められるということカメ?
利益は薄くなるけど可能は可能です。
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<OANDA JAPANのポイ活攻略法>
✔️ 条件:10万通貨新規→決済
✔️ 注意:ZAR/JPY、TRY/JPY、MXN/JPYは対象外
スプレッドが比較的狭いのはUSDJPYです。よってUSDJPYを10万通貨売買します。
約6万円を入金し、10,000通貨買い→即10,000通貨売りを10回繰り返します。
※ 136 USDJPYと仮定し、136 × 10,000通貨 / 25 = 54,400円が必要証拠金なので6万円程度入金
※ スプレッドは0.4銭〜0.6銭なので多く見積もって0.006 × 10,000通貨 × 10回 = 600円程度かかります。
ユーロズロチとは
ポーランドの通貨ズロチとユーロの組み合わせでここ一年ぐらいは平常時4.50~4.68程度のレンジで推移してます。
あくまでも最近の傾向に限りますが、ポーランドはユーロ圏の影響を強く受けるため安定してこのレンジに収まることが多いです。
そしてリスクオフが生じるとズロチが売られユーロは買われることが多く大体4.7以上に暴騰します。
よってここ最近のルーチンの戦略だと4.7を超えると売りでポジションを持ち下がったところで利確します。
またこの通貨の良いところはポーランドズロチが高金利通貨なのでユーロズロチを売りで持つことで高額なスワップを受け取ることができます。
よって高い位置でポジションを取れば高スワップをもらいつつ下がったところで為替差益も得ることができます。
ここまでの説明だと非常に単純で楽そうに見えますが、全くそんなことはありません。
というか僕の中ではかなりハイリスクな投資だと思っておりその理由を解説します。
ユーロズロチのリスクについて
リスク① 〜チャートの傾向〜
ユーロズロチは2017年~2019年の一時期、結構人気のある手法で当時の平常時のレンジはなんと4.3未満でした。
当時はユーロズロチさや取りなどと呼ばれEURJPYとFLNJPYを組み合わせ合成通貨ペアを作って取引してました。
プライムFXのスワップも下がってしまったので、撤退のためこの辺で利確^_^
次は何に投資するか検討します! pic.twitter.com/qbShOBgQ8V— りゆう@最北投資&ポイ活ブログ (@kame_iland) October 14, 2019
4.3未満が平常時と今から考えるととんでもなく低いレートですよね。
当時は4.3を超えればポジションを持って下がったところで決済するという手法が一般的でしたが、そのルールはあっさり崩壊してしまいました。
きっかけはコロナショックで2020年3月頃に一気に上にブレイクし、現在でも元の水準には戻っていません。
また長期チャートを見ると明らかに右肩上がりですし、今後も過去の水準に戻らないリスク(長期塩漬け)はあります。
またマイナススワップが長期に渡って続いた時期もありこの時期は非常にストレスフルな運用となってました。
結局のところ利上げ局面では高スワップで保有できますが、これが永遠という訳では無いのも事実です。
リスク② 〜1万通貨を超える取引〜
ユーロズロチを取り扱っている会社が少ないせいかIG証券が人気です。
ですが、ユーロズロチがハイリスクな原因の1つにIG証券の最低取引単位が1万通貨からという点もあります。
IG証券はノックアウトオプションなど個性的な商品を扱っており非常に面白いとは思いますが、
取引の最低通貨単位が1万通貨なので裁量感のある方(適切な損切りができる)や資金に余裕がある方向けです。
例えばIG証券の場合、15万円でせいぜい1ロットしかポジションを持てません。
● ユーロズロチ:4.7、ズロチ円:29、ロスカットレート:5.0の場合
✔️ 必要証拠金:4.7 × 10,000 / 25 × 29 = 54,520円
✔️ 最大含み損:(5.0 – 4.7) × 10,000 × 29 = 8,7000円
✔️ 合計資金:141,520円
仮に50万円で取引する場合、4.7 ~ 5.0の間に大体3つ程度しかポジションが持てません。
もし仮に下の方でポジションを入れてしまうと含み損も非常に大きなります。
例えば4.75に到達するまでに4.70、4,73、4,75で3つのポジションを取り4.9になった場合、そのときの含み損は
(4.9 – 4.7267) × 30,000 × 29 = 0.1733 × 30,000 × 29 = 150,800円
15万円程度の含み損が発生します。
15万円の含み損は正直そこまで大きくは無いと思いますが、問題なのはポジションがたった3つでこの含み損という点です。
ここからさらに上昇する恐怖感もありますしポジションは1つあたり1万通貨なので細かく損切りができません。
直近だと2022年3月のロシアウクライナ侵攻の際は5.0076と至上最高値を更新してます。
たとえ耐えられても以前のレートには戻らないかも?というストレスを抱えての運用することになります。
よって1万通貨で取引すると言うことはそれ相応の覚悟が必要になります。
普段1,000通貨で慣れているとケタが大きく感じるカメ
冷や汗を感じるような運用は避けたいですね
OANDA JAPAN
OANDA JAPANでは1通貨からの取引が可能です。
例えば先ほどの例なら4.75に到達するまで0.001刻みで100通貨ずつポジションをいくつも持つこともできます。
この場合4.70~4.75まで51個のポジションを建てても合計5,100通貨なのでまだまだ上のポジションを追加することもできます。
先ほどの例のように50万円で最大3万通貨まで持つなら後2万5,000通貨ほど余裕があります。
同じように4.9に到達した際の含み損は
(4.9 – 4.7275) × 5,100 × 29 = 25,512円
25,000円程度と非常にマイルドです。
確かに通貨量が少ないとリターンは少なくはなりますが、
レートの上がり始めの段階で一か八かの大勝負をするよりその後も余力がある方が柔軟に対応できます。
途中で損切りをするとしても100通貨ずつコツコツ損切りすることも可能ですしポジションを追加しても良いでしょう。
ということでここまで良いことしか書いてませんが、もちろんOANDA JAPANにも特徴やデメリットがあるので掘り下げて解説していきます。
OANDA JAPANの特徴
OANDA JAPANは世界的にサービスを展開しているFXブローカーですが、日本の会社と比較すると一見マイナーな印象です。
海外業者かと思われがちですが、OANDA JAPAN自体は日本法人なので日本の業者と取引ルールも同様です。
過去にOANDAに連絡をしたこともありますが、日本人が対応してくれますし質問にもスムーズに回答してくれます。
もちろん税制面も一緒で雑所得分離課税です。それではまずメリットから解説していきます。
OANDA JAPANのメリット
1通貨から取引可能
繰り返しますが、最大のメリットは1通貨からの運用が可能なことです。
まとめると以下のようにコース、取引システム、サーバーで細かく細分されてます。
コース | システム | 月間ポイント | 自動売買 | 通貨ペア | 備考 |
ベーシックコース (NYサーバ) |
MT4 fxTrade |
1,000通貨 1通貨 |
不可 | 69通貨ペア | 小ロット取引 |
プロコース (NYサーバ) |
MT4 fxTrade |
1,000通貨 1通貨 |
EA可能 | 69通貨ペア | 大ロット取引 |
東京サーバコース | MT4 | 1万通貨(1万通貨以上は1,000単位) | EA可能 | 40通貨ペア | 低スプレッドで自動売買を行うコース |
1通貨で運用できのはfxTradeのベーシックコース or プロコースです。
ちなみにプロコースは最大発注量が大きい反面、スプレッドも広く本記事の趣旨ならfxTradeのベーシックコース一択です。
通貨ペアが豊富
今回の記事ではユーロズロチを紹介しているで掘り下げませんが、
69通貨ペアとかなりマニアックな通貨ペアもあるので取引してみるのも面白いかもしれません。
例えば同じ欧州通貨ペアのユーロハンガリーフォリントなんて超マニアックですね。
他にも米ドルタイバーツなど聞いたことも無いようなペアがあって実験運用にも使えます。
ちなみにインドルピーは取引中止強制決済になったのであまりにマニアック過ぎる通貨ペアは廃止のリスクもあります。
スワップ
スワップは1万通貨あたりのスワップを確認したところ6/20~6/24の1週間で平均210円でした。
対してIG証券が240円だったためIG証券と比較すると若干見劣りしますが、毎日200円以上のスワップがもらえるなら上出来ですね。
※ LION FXでも計算したところ139.2円でした。
スプレッド
スプレッドは変動はするものの計測した結果、OANDA JAPANは27.6Pips、IG証券が25Pipsでした。
※参考までにLION FXでも比較してみました。
多少IG証券の方がスペックが高いもののそこまで大差はありません。
またそもそもスワップが高いためスワップでスプレッドを埋めることも容易です。
● OANDA JAPAN
→ 0.00250 × 10,000通貨 × 29 = 800円
→4日程でスプレッドは埋まる
● IG証券
→ 0.00276 × 10,000通貨 × 29 = 725円
→3日程でスプレッドが埋まる
以上からIG証券と比較してもスペック的に多いな見劣りはしないということがわかります。
ここまでのまとめでOANDA JAPAN、IG証券、LION FXのスペックをまとめてみました。
結果としては少額で取引できる上他の会社に全く引けを取らないスペックであることがわかります。
会社 | スワップ | スプレッド |
OANDA JAPAN |
210円 | 27.6pips |
IG証券 | 240円 | 25pips |
LION FX | 139.2円 | 48pips |
OANDA JAPANのデメリット
OANDA JAPANにもデメリットがあるのでこの点についても触れておく必要があります。
IG証券も独特な面がありますが、OANDAにもそういった特徴がありますので解説していきます。
❶ 必要証拠金
IG証券もそうですが、通常のFX会社の証拠金率は4%(最大レバレッジ25倍)です。
ところがOANDA JAPANの場合、ユーロズロチの証拠金率は5%(最大レバレッジ20倍)です。
よって証拠金が多く必要になりますが、そもそも通貨量を抑えるなら証拠金は少なくて済みますし通常は証拠金ギリギリの資金で運用はしないと思うので問題はないです。
❷ 通知メールやマージンコール
通常のFX会社であれば当然の機能ですが、OANDA JAPANには約定(新規や決済)メールの設定機能がありません。
アプリ通知で判断するかするしか無い点が不便です。
またマージンコールも無いためロスカットレベル達すると事前のお知らせも無く全建玉強制決済される点も注意が必要です。
ただこれに関してはギリギリの資金で運用することに問題がありマージンコールが無いとロスカットされるような運用をするなら最初からFX取引自体を止めた方が良いです。
❸ 維持率の表示
OANDA JAPANは維持率の表示が独特です。
通常であれば余剰資金の多い初期の状態は証拠金維持率が高く含み損が大きくなるにつれて小さくなり100%になった時点でロスカットです。
ところがOANDAは証拠金清算割合という数値を使っており小さい数字から大きくなっていき100%になった時点でロスカットです。
ロスカットルールは全く同じですが、計算式の分母と分子が逆のためこのような表記になります。
よって維持率100%でロスカットなのは同じですが、慣れないうちは少し注意が必要です。
例として自分の口座状況を例示します。
<口座状況>
若干誤差はありますが、証拠金清算割合の24.51%は証拠金維持率で表すと400%程度ということになります。
<証拠金清算割合と証拠金維持率の計算>
わかりやすく100万円の口座残高で10万円の必要証拠金の取引を行った場合、ロスカットまでの推移を比較してみました。
以下の図のように証拠金清算割合は10%→100%と推移しますが、証拠金維持率は1,000%→100%と推移することがわかります。
OANDA JAPANの注文の仕方
注文画面に見慣れない単語が並んでいるので一応解説します。
仮に4.8で100通貨指値注文して4.7で利確、5.0で損切りする場合、以下のように入力します。
ユーロズロチ設定と資金の見積もり
例えば300通貨で4.7から0.01ずつ売り上がり21個のポジションを取った場合、1ポジションあたり3,000円〜,4,500円程度の予算で保有できます。
この設定ならロスカットレートが5.0でも総額8万円と低予算で運用できますし目安にしてください。
ちなみにこうしたらもっと利回りが上がるといったような解説はしません。
ユーロズロチは変に細かい設定を組むより落ち着いて高いレートで保有し資金管理を徹底する以外に対策が無いと思ってます。
OANDA JAPANのまとめ
いかがでしたでしょうか?ハイリスクなユーロズロチもOANDA JAPANを使うことでリスクをグッと下げることができますし
自身の戦略を証券会社のルールに縛られず自由に設定できるのはとても楽しいと思います。
まとめるとOANDA JAPANのメリットは以下の点です。
✔ 1通貨から取引できてリスクコントロールが可能
✔ スワップ、スプレッドの条件もIG証券と比較して申し分ない
✔️ 通貨ペアが豊富で自身の戦略の実験にも使える。
またOANDA JAPANのデメリットは以下の点になりますが、解決できるのでさほど大きな支障はありません。
✔ 最大レバレッジが20倍 → 十分な資金で運用する
✔ 約定メールやマージンコールが無い → 取引の上で必須ではない
✔️ 維持率の計算が独特 → 証拠金維持率と意味は同じ
ユーロズロチの解説は以上で終わりです。
自由度が増すとユーロズロチの戦略だけでなく他の通貨ペアでもいろんな戦略を楽しむこともできます。
世界で一人しかやってないようなとんでもない設定を組むことも可能カメ
全世界(オルカン)通貨ペアの運用とかネタになりそうですね笑
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<OANDA JAPANのポイ活攻略法>
✔️ 条件:10万通貨新規→決済
✔️ 注意:ZAR/JPY、TRY/JPY、MXN/JPYは対象外
スプレッドが比較的狭いのはUSDJPYです。よってUSDJPYを10万通貨売買します。
約6万円を入金し、10,000通貨買い→即10,000通貨売りを10回繰り返します。
※ 136 USDJPYと仮定し、136 × 10,000通貨 / 25 = 54,400円が必要証拠金なので6万円程度入金
※ スプレッドは0.4銭〜0.6銭なので多く見積もって0.006 × 10,000通貨 × 10回 = 600円程度かかります。